easy banana cake
昨日は和菓子、
今日は洋菓子。
あれこれ買って、
後に使い道がなくて捨てるのは嫌なので、
キットや簡単レシピで作ります。
最近、無性に食べたかったバナナケーキ。
出会い？は高校1年の時。
当時、担任は英語の先生で、
奥様はアメリカ人。
なので、理解があり、
よく声をかけてくれました。
馴染んでいないように見えたでしょうね。
馴染めませんでした。
出席番号順に男女分かれて座る時代で、
女子は、
○ギャル（それも、ホストと付き合っている
という噂の子もいるくらい）
○スポーツ系部活に勤しんでいる真面目な子たち
V系乙女たち
○オーケストラ部員多し
という感じでしたが、私の周囲は、ギャルとV系(笑)
（高校から改心して真面目になろう
と決心しました、中身は変わらなくても。）
選択制なので、授業によっては教室も変わり、
メンバーや席も変わるので、
息抜きしていました。
1人で行動しても全然気にならない人なので、
群れたがる年頃の娘がいつも1人でいるから、
担任も気がかりだったのでしょうね。
全然平気だったのに。
むしろ、みんなが話すことが全然分からなくて
ついていけなかった。
「うち、芋ジャーだった」
「ソフト麺、懐かしい」
「掃除の時間、着替えるよね」
私は紺色のジャージだったし、
給食は小学校だけだったし、
掃除の時間に着替えたことはない。
「公立中学校あるある」が私は知らなくて、
話題によっては入れなかったです。
聞く分には全然楽しかったけど、
（「やべ、田舎ってそうなんだ」的な
少し優越感に浸っていたのかも）
1年のクラスはとにかく多文化で、
刺激が強すぎました。
担任もまとまりがないのが段々嫌になったのか
距離を置き始め、
冷たくされたのを覚えています。
止めを刺したのが、
ある日、ホームルーム前に雪が降って、
「今日のホームルームは、雪合戦やろう」
と言った瞬間、
教室がシーンとなり、
「え、寒くね？」
「めんどー」
など野次が飛び、
担任不在のホームルームだったような。
私は雪合戦した記憶も、
校庭に出た記憶もないのですが、
（無言だったけど、外に出たくなかった）
この日を境に、距離を感じました。
話は長くなりましたが、
3者面談のたび、母親がキムチとか韓国海苔とかを
わざわざ新大久保とか上野で買ってきて渡すから、
（常備していましたが、
常に通信販売が店で大量に買っていました）
担任からお返しによくバナナケーキをもらっていました。
今思えば（いや、当時も思っていた）、
相当迷惑な母親ですが、
アメリカ人の奥様が作ってくれたバナナケーキは、
アメリカの家庭の味を感じさせ、
もらうたびに美味しくいただきました。
あの頃は、なかなか市販のものがなかったので、
いつかアメリカに行ったら食べたい、
と思ったのが、最近は時々見かけるようになりましたね。
無印良品にも時々置いてあるので、
見かけるたびに買います。
そして、ホットケーキミックスで
簡単に作れそうなので、
この週末に作ろうと思ったら、
パウンドケーキの型が完売。
Amazonも送料無料のものは在庫がなく、
1,500円くらいのステンレス製のものだと
1回きりになってしまったらもったいない。
と思って調べてみたら、
牛乳パックで代用できるらしい。
何ーっ(꒪⌓꒪)！！
急にやる気がもりもり湧いてきた！
昼食にそうめんを茹でる夫を制し、
しばしキッチンを独り占めです。
ふふふ(笑)
心配で心配でちょくちょく覗き込みました。
180℃で30分は長くないか？
と思いましたが、大丈夫でした。
家にステープラーがなくて、
セムクリップで留めるという……。
材料は、
ホットケーキミックス150g、
バナナ2本、卵2個
とシンプルなので、色も濃い目です。
でも、ホットケーキミックスが甘さ控えめってことを
焼きながら気付いてしまい、
かなり素朴な味で、はちみつ投入(笑)
2切れでかなりお腹いっぱいなので、
残りは明日の昼に食べようかな。
まだオーブンが使えることが分かったので、
今度はチョコチップスコーン作ろう。
